地元を散歩。

大仕事が一つ済んだので、ちょっと一息。
地元を散歩してみた。
新しいお店が出来たりしていたが、相変わらずだ。
歩いていける範囲のウチの実家の周りは特に目を引く場所があるわけでもなく、住宅地。
家庭菜園や墓地なんかの横を通るとなんだか幼稚園くらいの頃この辺へ時々きたのを思い出した。
栗林もあった。最近私は栗拾いにあこがれている。栗拾いってメルヘンの世界の香りがする。
小さい頃も栗拾いをやってみたいと思っていた。家の目の前は栗畑なのだ。この畑は地主さんが趣味でやっている。垣根を越えて畑の外にも丸々とした栗がはいったイガ栗が落ちていたりしたものだ。それを見て、なぜか栗拾いにあこがれていたのだ。
カナダに移り住んでイガ栗を見かけなくなった。私のカナダのアパートメントの周りにある栗はイガがない。正式に言えばイガのような皮におおわれている。日本みたいなとげとげしたタイプの栗ではないのだ。それに、食べられるかどうかもなぞだ。(注;タイプの違う、食べられる栗もむこうのスーパーで売ってます)
だから日本のイガ栗は懐かしい。

話を散歩に戻します。

散歩の目的地の一つはケーキ屋さん。
他のお店といったらスーパーやマクドナルド、飲み屋がポツリポツリとあるだけだけど、このお店だけは宝石のようなフレンチパティスリー並みのケーキが並んでいる。相変わらずの品揃え、繁盛しているようでよかった。

帰り道は近所の神社。
この裏山から遺跡(古墳)が出たらしく、一時はニュースや新聞に取材されていたそうだ。
小さい頃、その裏山に上ってよく遊んでいた。
まさかその中心に遺跡があったとは思いもしなかったわけで・・。
遊ばせてくれた古墳の主に感謝。
かつて小さく目立たなかった神社も少し整然とされていた。
遺跡の場所はまだ調査中なのか、ネットで覆われていて良く見えなかった。
その後は、家路についた。
少し古そうな家の外壁の柄(穴?)が和風に抜いてあり、きれいだなあ、とおもった。

地元散策のひと時。
懐かしいこの土地も開発が進んでいる。
もうすぐ新しい駅が出来るので、マンションが増えてきた。
仕方がないとはおもいつつ、開発ばかりで同じような街ばかりが増えていく東京の景色にちょっと寂しくなったりもする。