踊りは言葉を越えて。

私はバリの踊りをならっています。
最近はひょんなきっかけでガムランも始めました。
踊りはブランクはあれど何年か続けてやってるんですが、今までガムランにはまったく触れたことがありませんでした。
というわけでガムラングループの中でも当然超初心者。毎回悪戦苦闘しています。
しかも、そのグループは学校などで音楽を学んできた人ばかりが所属しているグループで・・基盤が違う感じも隠せません。皆、大抵すぐにノートやリズムを覚えてしまうのです。私は何度も繰り返さないと覚えられないタイプ。
ガムランのリハーサルにいくのは毎回とても楽しみですが、皆さんの足を引っ張っているようで・・肩身が狭い!しかも言葉の壁。殆どの人はカナダ人なので、英語をうまくしゃべれない私は、皆とうまくコミュニケイトできなかったのです・・
が、先日。
試しでガムランにあわせて皆の前で踊ってみることになり、、慣れない生の音取り(いつも踊りをあわせているCDとは微妙にタイミングがちがったりするので)に間違えたりしながらも踊りをメンバーに初お披露目・・。
踊り終わって、間違えたことへの悔しさもちょっとあったものの、やっぱり人の演奏する音で踊るのは楽しいもの。次回はもっと気持ちよく踊れるように、またがんばろうという気持ちになりました。
それと同時に楽器のメンバーの人たちも、今までよりも打ち解けてくれて、自分もいつもよりも笑う回数が増えて・・ああ、なんて踊りや音楽って素晴らしいんだろう、と感動しました。