everlasting

chankingexpress2006-08-16

昨日からの旅日記の続き。
そういえば、道すがら車の中でのことを書いていなかった。
途中で退屈になった皆を見てお父さんが言葉遊びをはじめた。
まずはアルファベットのAからZを看板や外の景色に見える文字から探し当てるゲーム。早くZまでたどり着いた人の勝ち。
皆子供のように必至になって文字を探した。結局彼の兄さんが勝った。
次はしりとり。お尻についたアルファベットで始まる言葉をつなげる。でも、国や土地の名前に限って。
これは途中で皆飽きてお開きになった。
こっちの家族ってきっと小さい子がいたらこんな遊びをしながらドライブするんだろうなあと思っていた。
とにかく、そんなことをやりながら目的地に向かったわけです。

着いたその日は近くを散策したのですが、外では皆でブランコにのったりやっぱり童心に返って遊びました。
その後、近所のバーでまずはビールを飲みながらビリヤード。私は全然腕がないので、とりあえずボールに当たればよし。彼のお父さんとお兄さんはやっぱり上手でした。

その夜はお父さんの得意料理、ステーキとグレービーソース。
彼のご両親はかなりの料理好き、子供たちがいない日でも、普段から料理はいつもレストランのようなメニューを作っています。
久々の彼のご両親の料理、やっぱりおいしかった。小さい胃袋な私で残念。。もっといっぱいたべれたらいいのに。

次の日の朝は森へハイクと釣りに。
ワイルドブルーベリーがたくさん生えているハイキングコースをしばらく歩くと湿原に出た。
湿原は私の父親の実家のある白馬山を思い出させた。まさに、「なつがくーればおもいだすうー」の曲が似合いそうな景色。(ここはカナダですが・・)
不思議な色の沼と白い綿のような花が一面に咲いていた。
よくみると、たくさんの高山植物もある。私は小さい頃こういう植物が大好きでよく図鑑で眺めてあこがれていた物ばかりだ。
そして森は色々なにおいがした。
最後にお父さんの目的のフライフィッシング
私たちはそれを眺めて時間を過ごした。
というか、私はトンボに夢中だった。
トンボはなぜか皆空色とターコイズブルーをまぜたような美しい青色だった。
そんなとんぼがたくさん飛んでいるのでなんだかみているだけで楽しかった。
帰りの道で、青い鳥をみた。
ここは青い生き物がたくさんいるんだろうか?

森を出てお次はかなり楽しみにしていた、ワインテイステイング。
どうやらその日はワインフェステイバルで、色々なワイナリーや輸入業者がワイン試飲をさせてくれるようだった。
本当に色々な種類を飲んだ。今ではどれがどれだか分からないけど、おいしいワインの名前と業者だけは覚えてかえってきた。

そしてロッジに帰り、近くのゴンドラで山頂へのぼった。
これもなんだか懐かしかった。最近スキーとかスノーボードとかもしていなかったなあ、と思った。
山頂はバンクーバー島の山々が一望できた。
途中、ウィスキージャックという鳥に遭遇。ウィスキーがすきなのかと思ったら先住民の言語からきたニックネームらしかった。

またロッジに戻って夜はのんびりと過ごした。
明日は実家に戻って、そして私たち(私と彼と彼の兄さん)はフェリーで街へもどるのだ。

帰りはなんだか名残惜しかった。
車で山を降りて帰る途中、ビーチへよった。遠浅の水平線の向こうに雪山が見えた。こんな景色が眺められる場所は世界でも少ないことだろう・・。本当に美しいところだと、また思ってしまった。

実家について、今度はフェリー。いよいよ街に戻るわけです!
フェリーでまた鯨を見ました。
レアなことだと聞いてたけど、一夏に1回の割りで鯨をみている私はかなりラッキーなんだろうか・・
なんだかわからないのだけど、鯨をみると元気になる。彼らはとても嬉しそうだからだ。
とにかく彼らにまた会えてうれしかった。