夏の市。

あいにくの小雨でテンションがあがらず、やる気をなくす私。
服もなんだか適当なのをひっかけていってしまった。
なにしろまったくの一人だ。自動車もないからタクシーを使った。
相方Iiは飲みすぎて手伝いが出来ず。。
会場につき、主催側の人に場所をききにいった。
JPというGAYの兄さんだった。和み系の素敵なキャラクター。

場所を決め、いざ出陣。
パラソルもヨット柄だし、やだなーとおもいながらもがんばってデイスプレイした。
隣はショートドレッドにサングラスのお姉さん。ばりばりのいけいけな雰囲気。。
彼ら(2−3人でだしてた)のブースはまるでカリブの市みたいだった。

ほかの人も皆、車で2−3人で出展していて、でかいテントとかを持ってきている。

私一人が小さなブース、、、不安になってきた。
帽子を飾るや否や、通りすがりのこじゃれたおじ様が、お、それいいね、いくらですか?ときいてきたので価格をいうと、それほど高くないんだね、でもサイズが小さいかな。。。といって、行ってしまった。幸先がいいかもしれない。。。ちなみにその帽子は私が一番おしゃれだと思っていた。
お目が高い!フランス系のおじさんだった。

しかし。。皆が店を出し始めると私の店のインパクトは薄く。。。いいブースはその作品をいかすようなデイスプレイをしている。
私の店構えは小さく、ほんとうにミニマムな飾りつけしかできなかった。。なんだか自分らしくないなーと思いながらも、手持ちで限界の荷を持ってきたわけで、仕方ない。
帽子には絶対の自信があるのに、飾りつけがうまくいかないのは遺憾だった。次回への経験。。。

何人もの人が帽子を被ってくれたが、サイズが小さかった。これまた次回に反映させるべき結果。
というわけで売り上げ的には悲惨だった。でも、ほんとにやれるだけのことをやったし、次回は今日をいかしてさらに本気をださないと。

途中、雨が降ったりして寒そうにしてると隣のドレッダー姉さんがショールを貸してくれた。涙もんだった。。。
それからJPさんもしょっちゅう声かけてくれて、元気なくしてる私を気付けしてくれた。
メイプルキャンデイー屋の兄さんはキャンデイーをくれた。
向かいや隣のアクセサリーショップの人たちも気さくで素敵な人たちだった。

なんだか、とっても暖かい市だ。次回はもっと皆と仲良しになろう。
京都に住み始めたころ、初めての市に出たときも、そんな感じだった。
まったくの一人で、だれも知り合いもいなくて、どんな市かもわからない。
しかも今回はデイスプレイ道具もどこで安くそろうのかわからないわ、言葉は流暢じゃないわで。。。
そんな中、自分なりによく出来たと思っている。。。
次回はあっと驚く(?)面白いデイスプレイをするぞ。

うちに帰って景気付けにレストランにいった。
しかし、レストランにはいると、注文から30分以上待たされ、でてきた食事はまずく。。。
笑うしかないかんじの場所を選んでしまった。
で、帰りに夕日がきれいで散歩をした。が、道に迷ってもと来た道を戻る羽目に。。。

そんな一日だった、昨日は!