keep on moving

chankingexpress2005-06-21

ガムランセッションにいってきた。
セッションはUという大学の構内のアジアセンターみたいなところで行われた。
大学に行くまでの道のり、バスで30分。
バスを待っていたがなかなかこない。
昨日の今日でややお疲れモード。
バスに乗り込むと、なんだか学生さんみたいな人ばかりだ。
「そうだ、そうだった、大学にいくんじゃん、学生気分を満喫しなきゃあ」などと頭で思いながらもなんとなく気分が緊張気味。初対面の人たちと合うときはいつもこんな風だ。

大学は山手にあり、途中から新緑の森のなかのような道を走る。高台からちらっと海が見えたり、いい雰囲気。こんな大学に通える学生さんはしあわせだなあ、と思いながらバスに揺られていた。いつしか気分もリラックス。森はすばらしい。

大学に着いた。この大学には一度きたことがあるが、広さが半端じゃない。一個の町並みの広さだ。
地図を頼りに道をたどっていった。リスが道を横切ったり、きつつきの木をたたく音がしたりしている。

たどり着いたアジアセンターもまた、いい雰囲気だった。
表はひっそりした日本庭園のようになっている。
2人のガムラン体験希望者が待っていた。
話しかけると一人は日本人の方だった。メールで詳細を教えてくれた人だ。ついた早々、早速会えるとは・・・なんだかうれしくなった。もう一人はカナダ人女性、S。ファンキーで気さくな感じの女の子だ。
しかし。ガムランセッション主催者が現れず、私たちは20分くらいセンター内をうろうろした。センターは鍵がかかっていて、最初はいれなかったが、Sがどんどんとドアを叩くと(アクテイブ!)しばらくして人が出てきて鍵をあけてくれた。この人はガムランとは関係がなかった。
いったい、いつ始まるんだ。。。?

と、心配もしたが無事主催者の方々は現れてセッションが始まった。
私はこのグループのダンスレッスンに参加するつもりだった。
レッスンは秋からなのでちょっとでもバリに関することに触れていたいと思って、今回はガムランセッションに参加することにしたのだ。
ガムランはまったくの初めてだったが、めちゃくちゃ楽しかった。
踊りをやっていたせいか、なんだか旋律もすぐに追えるようになるし、やってるうちに音楽に身をゆだねていた。その感覚はダンスに似ていた。
ガムランは鍵盤を叩いた後にその鍵盤を押さえる。押さえるタイミングによって、音の長さなどを調整する。旋律が追えても、それが難しい。
かなり入魂してやってしまった。終わったあとはストレスも吹っ飛んで、気持ちいい疲れに変わっていた。その感覚も踊りと似ている。。。癖になりそうだ。
帰りのバス停までの道のりも遠く、よくわからなかったので日本人のMさんと一緒にバス停まで行った。彼女は自転車をおしてそこまでいってくれた。初対面なのになんだか話しやすくて、今後も連絡をとりあうことに。途中の道で先に帰ったはずのSにあった。彼女も道に迷っていたので3人でバス停へ。

帰りのバスはSと同じ方面だったので一緒に乗り込んだ。
バスに乗ると、後ろから「また女の子が乗ってきた」という声がした。
なんだ?私らのことか?と思いきや、いきなり小さなバラの花の枝をもらった。
天使のようなことをする人もいるものだ。ピンクのバラはかわいらしくてちょっとうれしくなった。
彼女は音楽関係のスタジオで働いているようだった。
どうやら知り合いが私の相方Iiと同じ学校に行っているようだった。
家も私の家から近そうだったし、面白そうな人だったのでメルアドをきいた。
また再会できるかな・・・

市の写真を少しUPしておきます。