楽しむこととは・・なんぞや?

先週は彼の実家に帰る前日に大喧嘩。結局すぐに仲直りしましたが。
彼に言われたことで考えさせられたのは、「あなたはぜんぜんたのしんでいない」
ということだ。私は心のなかで、いや、楽しくてしょうがないけどな?とおもっていたが、よく考えてみたら、私の生活は帽子作りやその周辺のことを中心にまわっている。
これははたして本当に楽しいんだろうか?帽子を作るのはたのしいけれど、それだけになってしまっては楽しさの意味がない。
帽子を楽しく作って、それが売れてくれて、買った人もたのしくなって、私も帽子とひきかえにもらったお金でさらに楽しい帽子をつくるわけです。
でも楽しい帽子をつくるには日々の生活も楽しまないと。
普段私は家で製作をしている。これで家事も色々やってると結構ぐったりしてしまう。
で、Iiに夜出かけようといわれると、やっぱり行くのを迷うのだ。大抵、疲れてるから・・・といつも言ってしまう。本当に疲れているのだけれど。日本人の生活のペースって仕事がベースになっていないだろうか?
私は疲れないようにきをつけているのは、仕事に支障があったら嫌だから、という理由だったと気がついた。
こっちの人はあまり疲れたとか歳だからとかはいわない。
疲れていようがなんだろうがとにかく休日は貪欲に遊ぶのです。特に夏は・・
だから私がそういうぼやきをいうのが彼には嫌だったらしい。たしかにそんなこといってる私も嫌だ。
今までこっちで色々な人の家や部屋をお邪魔したが、それぞれに部屋をきれいに飾っている。家や部屋が広いせいもあるが、これはやっぱり日々の生活に彩を、そして生活を楽しみたいって意欲の現われだと思う。部屋がつまんなければやっぱり生活も味気ない。
さておき。
昨日はライブに行きました。
私はライブに行く前に、やっぱり「疲れてる」とぼやいていました。というのも昨日はマーケットに立っていたのでほぼ一日たちっぱなしだったから。
行く道すがらそのこと(疲れてる)について、また喧嘩。
ライブに行く前に、Saの友達、DNという人の家で皆でワインを飲んで行った。
DNは女性弁護士なのでスゴイマンション(こっちでは高層でもアパートメントと呼ぶ)にすんでいた。中もモダンなインテリアがそろえてあり、素敵だった。
で、アフターアワーズ。ライブへでかけました。electronicaのライブでしたが、人は地味目に踊っていました。
最初は私も地味目にたたずんでいたのですが、いつのまにかDNと一緒にフロアの前のほうでがんがんに踊っていました。
ワインを沢山飲んで頭がくらくらするのを吹っ飛ばすかのごとくに踊って汗だくになった。
彼女は私にI like youといっていたのでちょっと驚きました。
こっちはレズの人も多いのでどういう意味だろう?とおもったけど、彼女には彼がいるし、まあ、酔っ払いすぎて楽しすぎて言ってしまったのでしょう。
なぜかその後、途中でDNがいなくなった。あ、別に誰かと消えたのではないです。
探したけど、何処にもいなかったので帰ったのだろう、と皆思っていた。
で、次の日。DNは間違えて立ち入り禁止の場所(?)にはいってしまい、鍵をかけられて出られなくなってしまったそうだ。
なんでまた、そんなとこに・・
まあ、とにかく。昨日は楽しかった。疲れてても出かけて楽しむことは大切だって分かった一日でした。感覚を一転させられました。