ジャコメッティ

ジャコメッティ展を見に行った。
彫刻が好きな人以外の間ではそれほどメジャーでないこの作家を見るため、はるばる逗子にある神奈川県立美術館までいってみたのだ。
逗子からバスで20分ほどのところにある。
森戸海岸の近く。
バスは通れるのか？というような小さな道をうまく進んでいく。
森戸海岸はその昔、夏にレゲエの海の家によく行った。
思ったより新しい店などが増えていた。
さておき。

展示の内容、美術館ともに素敵だった。
特に展示の仕方にインスピレイションを受けた。
ただ飾られているだけでなく、おいてある環境と作品のバランスなども考えて展示してある。
美術館は海岸沿いにあるので、休憩室や展示室の窓から時々海が見渡せるのも良かった。
ジャコメッティは常にスケッチをして生活をしていたような印象だった。
紙ナプキンや新聞のきれっぱし、手帖などに描かれたデッサンをみてそう感じた。
よくこんなものとっておいたなー。というような紙のきれはしに描かれたデッサンが私は好きだった。

展示の後は美術館の外の庭を散策した。
潮騒の中、とんびや鶯が鳴いてなんとものどかな光景だった。
この後、鎌倉にもいったのだが、それはまた後日、日記に書けたらかいてみようと思う。